天気も良く風もないので自作ドローンのテストフライトに出かけました。
ドローンの飛行テストしたら墜落した
早朝のサイクリングは気持ちが良いです。
テスト飛行に出発したのは日の出前、多摩川に着く頃には日の出時間も過ぎ、
街はいよいよ明かりに照らされ始め、
環八の幹線道路の交通量も増え始めていました。
いつもの飛行テストの場所に到着。
秋なのでだいぶ葉っぱも落ちていました。
![自作ドローン墜落多摩川河川敷秋落ち葉](https://i0.wp.com/englabo.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/自作ドローン墜落3.jpeg?resize=480%2C640&ssl=1)
とある多摩川の木の下で早々とテストフライトの支度をし、
いざテイクオフ!
…したのだが、
爽やかな1日の始まりに水を刺すような事件が勃発です。
ドローンが墜落しました。
自作ドローン飛行中突如モーターがストップ
今回のテストフライトは、
低空での前後左右の舵の状態をチェックするのが目的でした。
高度は2〜3mと控え目に抑えていました。
機体は極めて安定、いい仕上がりだと思ってた矢先、
突如不安定になりました。
そしてなんと!全モーターがストップ、
その後、鈍い音がしました。
恐る恐る近寄ってみます…
遠目からでもただ事ではないことを察することができました。
![自作ドローン墜落多摩川](https://i0.wp.com/englabo.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/自作ドローン墜落多摩川.jpeg?resize=683%2C913&ssl=1)
さらに近づくと、
なんじゃいこりゃー!きゃー
![自作ドローン墜落多摩川拡大](https://i0.wp.com/englabo.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/自作ドローン墜落多摩川拡大.jpeg?resize=640%2C480&ssl=1)
派手に逝った…
ドローン搭載のカメラを回していたので、
ある意味ものすごい映像が撮れていたと期待したのですが、
micro SDが破損につき撮影動画は消失しました。
霞みがかっていたものの、目の前の富士山が綺麗だったので惜しいです。
幸いカメラは無事でした。
周囲に人がいない時間・場所をモットーとしているので、
人様に怪我をさせなかったのが何よりです。
部品は海外個人輸入のものがほとんどなので、
貴重です。
甲子園球児のごとくひざまずき、
飛び散った部品を回収しました。
飛行中全モーターストップの原因は今のところ分からないです。
基盤がむき出しなので、早朝の露による電気系統のトラブルか、
はたまた何か変な電波キャッチしたかもしれません。
今後事故調査・検証が必要です。
自作ドローン墜落破損具合
自宅に帰り、被害状況のチェックです
これがありし日の自作ドローンの勇姿です。
![自作ドローンSpider](https://i0.wp.com/englabo.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/自作ドローン墜落1.jpeg?resize=640%2C480&ssl=1)
こんな姿になってしまいました(涙)
![自作ドローン墜落](https://i0.wp.com/englabo.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/自作ドローン墜落4.jpeg?resize=629%2C840&ssl=1)
被害を受けていないものを述べた方が早いくらいです。
高価でドローンの心臓部のFlight ControllerのKK2.1や
ESCのQ-Brainなど心臓部が無傷壊れなかったのが救いでした。
自作ドローンモーター破損具合
モーターは2つ断線です。
![自作ドローン墜落](https://i0.wp.com/englabo.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/自作ドローン墜落5.jpeg?resize=640%2C640&ssl=1)
![自作ドローン墜落](https://i0.wp.com/englabo.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/自作ドローン墜落8.jpeg?resize=647%2C864&ssl=1)
結構骨の折れる作業ですが、
モーターのコイルは自分で巻けるので問題ないです。
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完全にポッキリ見事に折れたって印象だ。
ボディ破損具合
ボディは中心部が落下時の衝撃と重さに耐えきれずに割れました。
機体は、中心部以外再度3Dプリントが必要です。
先日、胴体部の厚みを2倍にし、強度を強化したばかりなのですが、
2〜3mの位置からの垂直落下には耐え切れませんでした。
![自作ドローン墜落](https://i0.wp.com/englabo.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/自作ドローン墜落6.jpeg?resize=640%2C640&ssl=1)
プロペラ部分破損状況
プロペラガードが割れました。
これは3Dプリンターで再印刷すればOKです。
![自作ドローン墜落](https://i0.wp.com/englabo.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/自作ドローン墜落7.jpeg?resize=640%2C640&ssl=1)
ドローンと3Dプリンターの相性は抜群!
墜落して壊れるようなドローンと、
3Dプリンターの相性は抜群です。
なぜなら壊れたら「印刷」すればいいからです。
壊れる前のデータを用いて印刷もできるのでしょうが、
前回と同じように印刷するのもつまりません。
今回は木のフィラメントを使用してみました。
外観は単色の肌色で木のぬくもりが感じられます。
自作ドローンのフレーム再印刷。見えないところにこだわってみた
さらに今回は再印刷に際して見えないとこにもこだわってみました。
少しでも強度が増すことを期待して、
内部のIn Fillをハニカム構造にしてみました。
まとめ
”形あるものはいつか壊れる”
とは言え、墜落するときの音は嫌なものがあります。
機体のぶつかった地面だけでなくて、
自分の心も凹むものです。
でも、今回の教訓を生かして、
どんどん自作ドローンを進化させていこうと思います。
自作ドローンに限らず、
空モノのラジコンは墜落がつきものですが、
3Dプリンターでボディを作成していれば、
破損しても何度も印刷すれば済むのが利点です。
光造形3Dプリンター
投稿当時は3Dプリンターは積層式が一般的でしたが、
現在ではより高精度な造形ができる光造形プリンターも
お手頃価格で手に入ります。私も乗り換えました。
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