幼い時に良く親父と釣りに行って
記憶に刻まれているのが、波消しブロック(テトラポッド)です。
小さいミニチュアを本物セメントで自作してみました。
コンクリート製ミニテトラポッド
大きくもなく、かと言ってそこまで小さくもなく、
手のひらサイズの可愛らしいサイズ感です。



なんでそもそもテトラを作ってみようと思ったかと言うと、
自宅にインスタントセメントの残りがあって、
なんか利用できないか?と思ったからです。
そしてちょうど印刷の精度の出る
LCD(光造形)の3Dプリンターを導入したばかりだったので、
どうせ作るなら、ちょっと他にはない面白いものを作ろうと思って、
テトラを作ってみました。
セメント、モルタル、コンクリートの違い
何気なく呼ばれるこの3者ですが、意味が違います。
セメントは灰色の粉末で、モルタルやコンクリートの材料として使われます。
セメントが単体で使用されることはあまりありません。
セメントに水を加えると化学反応が起こり、熱を発しながら硬くなります。
ですので「材料の名前」です。
モルタルはセメントに砂と水を加えてつくるものです
コンクリートは、セメントに砂、砂利、水を混ぜたものです。
砂利が入っているか否かで呼称が変わります。
コンクリートの方が強度があり、モルタルは柔軟性が良いです。
砂 | 砂利 | 水 | |
コンクリート | ◯ | ◯ | ◯ |
モルタル | ◯ | ◯ |
ミニチュアテトラを作成するときは、
砂入りの”インスタントセメント”を使いましたw
ややこしいですよね。厳密に言えば”モルタル”になります。
”インスタントセメント”は、水を加えるだけで固まるので、
日曜大工にぴったりで、近所のホームセンターでも手に入る素材です。
モルタルでミニチュア雑貨を作る時にも量も含めちょうど良いサイズです。

ミニテトラ作ってどうするの?
と思うかもしれませんが、
アイディア次第でいろいろです。
ミニテトラ ミニチュアの利用方法例
オフィスの机の上に置けば

「何これ?w」と注目を浴びることは間違いなしですし、
観葉植物の土のところって殺風景なので
置いてみると彩りを加えられます。


あら、素敵!
アク抜きが必要ですが、水槽に入れるなんかにもちょうどいいサイズです。
なんか変わった置物(オブジェ)が欲しいなという方にはピッタリだと思います。
ミニテトラポッドの作り方
型公開 自作できます!
メルカリでも出品しているのですが(在庫なしの場合もあり)
→ https://englabo.com/mrcr
自分で作ってみるのもいいと思います
型を公開しているので
3Dプリンターを持っている方はSTLファイルをダウンロードして
印刷すれば良いです。プリンターがない方も、印刷費はかかりますが、
手に入れることが可能です
→ https://englabo.com/mttr2
セメントの注入方法など制作光景を動画で解説してみましたので、
興味がある方は見てみてください。
チャンネル登録もお忘れなく!
まとめ
洗浄編の動画でも述べましたが、
型があれば何度でも使えるのでまさにSDGsです。
案外制作には時間がかかりますが、
ものづくりは集中し、無心になれるので
贅沢な時間の過ごし方です。
それでいて可愛らしいオブジェも手に入りますし、
いっぱい作ればフリマアプリで出品も可能です。
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