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RaspberryPi

RETROFLAG GPI CASE+Raspberry Pi ZEROで懐かしいゲーム環境を構築してみた。

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アラフォー世代には懐かしいガジェットです。

GAMEBOY風Raspberryケース

Raspberry Pi関連でGAMEBOY風のラズパイケースです。

アイディア次第でさまざまなことができるラズパイですが、
レトロゲームで遊ぼうというプロジェクトがあります。

GPI CASEは意匠権的にはOKなのか?

意匠権的にはOKなのかと疑問が湧きます。

確認してみると、初代ゲームボーイの意匠権は満了しています。
ちなみに日本の意匠権の満了日は法改正を繰り返しているので、
時期によって年数が違います。

  • 現行(令和2年4月1日〜):意匠登録の出願日から25年
  • 平成19年4月1日〜令和2年3月31日:意匠権設定登録の日から20年
  • 〜平成19年3月31日:意匠権設定登録の日から15年

特許庁のHPで意匠公法を検索して、
ゲームボーイの登録日を探してみたがわからなかったです。

とはいえ、初代ゲームボーイの発売日は1989年の4月21日なので、
もう32年も経っています。余裕で15年は経過しています。

ちなみに意匠権は25年なのですが、
ゲームボーイは2017年に「商標」として登録がなされていました。
登録6060942(商願2017-123766)
こちらは商標の年金を特許庁に納め続ける限りずっと権利が保護されます。

j-platpat
j-platpat

www.j-platpat.inpit.go.jp

ラズパイでレトロゲームをプレイするためのOSは?

ラズパイでレトロゲームをプレイするためにインストールするOSについてです。
有名どころは「RetroPie」と「Recalbox」です。

以前、ラズパイ4にRetroPieをインストールしたことがあるので、
そのままGPI CASEもRetroPieを入れようと思っていましたが、やめました。

なぜかというと、
調査をしていくうちに、液晶画面をちゃんと動くようにするためには
パッチプログラムを当てなければいけないなど、
インストール手順がめんどくさそうだったからです。

一方Recalboxはイメージをダウンロードして、
microSDにそのイメージを焼いて、
Raspberry Pi ZEROに刺し、
ラズパイをGPI CASEに納めるだけで
プレイ可能とのことだったのでRecalboxを選択しました。

ラズパイは玄人向けのガジェットなので、
「あれ?動かない」とか「なるほど!ここをこうすれば良いのか〜」など、
トラブルに直面するたびに国内外の情報を収集して、
一つ一つ困難を克服するのも楽しみではあるのですが、
今回は面倒ではない手段で環境構築します。

ラズパイ4にRetroPie入れていたのにどうしてGPI CASEを購入したのか?

先程ちらっと述べたのですが、
ラズパイ4にRetroPie入れているのであれば、
既にゲームする環境があるのに、何でわざわざ、しかも小さな画面のGPI CASEを買うの?と思うかもしれません。

理由はプレイするまでにTVやPCのモニターにラズパイ4のHDMIをつないで、
USBのコントローラーをラズパイに挿す過程がめんどくさかったからです。

スイッチ入れたらすぐいつでもどこでも、
思いついた時に、屋外だろうが屋内だろうがプレイしたいなと思ったからです。

GPI CASEでRecalboxを動かすのに必要なもの一式

GPI CASEでRecalboxを動かすのに必要な購入すべきものは非常にシンプルです

  • GPI CASE
  • Raspberry Pi ZERO
  • microSD

これだけです。

Raspberry Pi ZEROはWとWHがあります。
WとWHの違いはピンヘッダが半田付けされているか否かだけの違いです。

GPI CASEで使うのであれば、
ピンヘッダが半田付けされてないものを選ぶ必要があります。

ラズパイZEROのピンヘッダー除去で苦労した

通販サイトではこの違いを無視してか親切心からなのか、
ラズパイZEROのWでも「ピンヘッダ半田しておきました!」として売られています。
しかも安いです。

なぜかピンヘッダ無しの方が、有りの場合の2倍の価格がするので、
おかしな事態が発生しています。

「しゃーない、半田を溶かしてピンヘッダを取るか….」と、
安いピンヘッダ付きのを購入しました。

これがかなりの苦行でした。

ピンヘッダが1つか2つであれば、
丁寧にハンダを溶かして引っこ抜けば綺麗にピンを抜くことができるのですが、
ピンは連続で40本です。

ハンダを溶かして、吸着が甘くなっているうちを見計らって上に引っぱろうとも、
その間に半田が冷えて固まります。

ムキになって乱暴に基盤を扱えば基盤をダメにしちてしまうので注意も必要です。
半日以上は格闘しました。
で、結局ピンは基盤に残るのですが、ピンを切断して、
仕上げに、半田を吸収して、なるべく平らになるように整えました。

GPI CASEは面白い構造になっています、
ラズパイZEROの端子に対して、バネの入ったピンがニョキっと出ています。

このピンが基盤に触れることによって、GPI CASEとラズパイのI/Oを繋いでいます。
GPI CASEの謳い文句である「半田不要!」はこのバネのついたピンのおかげです、

イラッとなって切断して、ところどころ平ではなく、
基盤から露出した40本のピンですが、
多少はピンが飛び出していても露出していても、
接続上は問題がありませんでした。バネが効いています。

ちなみに半日の格闘の際に半田が不注意で、
ラズパイのカメラコネクターに触れてしまい、
部品のプラスチックがちょっと溶けました。

なので、
Raspberry Pi ZEROを購入し、
GPi CASEで使う場合は、ピンヘッダなしをオススメします。

GPI CASE開封の儀

Amazonで注文したGPI CASE開封の儀です。
箱はこんな感じです。

よくレビューで”あるある”の、
「角が潰れてました!ので星2つ減点です」の中華製品の洗礼を私も受けました。
中身さえ壊れていなければOKです。細かいことは気にしません。

GPI CASEの箱の中身はこんな感じです。
ちゃんと傷がつかないように緩衝材に包まれています。

本体以外は、ドライバーとネジ(ラズパイZEROをケースに収納する用)と
USB駆動できる電源ケーブルが同封されています。

外面はこんな感じです。
初代ゲームボーイに”インスパイヤー”されたデザインになっています。

カセットケースの取り出しのギミックも踏襲されています。

本家を踏襲しようとした努力は見られるのですが、
ラズパイ4は横幅があるので、苦渋の決断で
分離する箇所が異なっているところが、
愛嬌があって可愛いです。

電池ボックスの上に2箇所「…」があります。
これは実はL.Rボタンになっています。

正直押しにくいです。

最近のゲームなら必要ですが、
レトロゲームでは使わないので気にしません。

RecalboxをラズパイZEROにインストールする手順

RecalboxをラズパイZEROにインストールする手順はあっけに取られるほど簡単でした。

  • Recalboxのイメージをダウンロード
  • microSDにインストール
  • microSDをGPI CASEに挿して電源ON

これだけです。

Recalboxのイメージのダウンロード

まずRecalboxのサイトに行ってImageをDownloadします。

Recalbox Home | recalbox.com
Recalbox Home | recalbox.com

Recalbox is THE ultimate retrogaming platform that allows you to replay all the games, consoles and ...

www.recalbox.com

すると「Raspberry Pi Imager」が手に入るので、
あとは画面の指示に従ってmicroSDカードにイメージを焼いていきます。
直感的に操作できるはずです。

microSDを事前にFAT32でフォーマットが必要です。
「Raspberry Pi Imager」の機能に備わっているので使用します。

Installするのは「Emulation and game OS」です。

RetroPieも入っているがRecalBoxを選択します。

GPI CASEは画面設定のためにパッチを当てるなどは不要です。
これは下記図のようにGPI CASE自体インストーラーに、
あらかじめ対応しているからです。

Imagerでインストール先のmicroSDを指定して、ボタンを押せばインストールが始まります。

ここでのポイントは「インストールがクソ遅いということ」です。

遅い理由はRaspberry Pi ImagerからRecalboxをインストールする際に、
ダウンロードをしながらインストールしているからです。気長に待つ必要があります。
「SDカードが故障でもしているのか?」と思ったくらい遅いです。

SDにRecalboxをインストールしてGPI CASEの電源を入れてみた

インストールが完了したらケースに入れて電源をONします。
初回はこんな画面が出ます。

初期設定の処理が走っています。

インストールが済んだら往年のGAMEのエミュレータ達が入っていることが確認できます。
RecalBoxに何本かデフォルトでGAMEが入っているので動作確認することが可能です。

まとめ

GPI CASEで懐かしのレトロゲームをプレイする環境構築は、
あっけに取られるほど簡単でした。

Raspberry PI ZEROにRecalboxをインストールして、
ケースに収めるだけでした。

ラズパイZEROは小さいながらも、WiFiとBluetoothが使えるので、
手持ちのROMの転送もネットワーク経由でできるのが良いです。

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